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山澤清のこだわり



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<圃場と有機栽培>

 
株式会社ハーブ研究所では、農薬を使った圃場(農地)は20年以上経過しないとその影響は完全には消えないと考えています。
※有機JAS規格(食品)での農薬の不使用期間は多年生の植物で収穫前3年以上、その他は種又は植付け前2年以上となっています。

まだオーガニックという言葉がほとんど知られていない30年以上前(1980年)から、荒地を開墾したり、30年以上農薬を使っていない残留農薬の無い土地で、「完全無農薬栽培」「有機栽培」にこだわり続けハーブをはじめ様々な植物を栽培しています。

 

また、株式会社ハーブ研究所では、畑に使う「有機肥料」にも着目し徹底的にこだわりました。

多くの有機栽培では、牛、馬、豚、鶏などの家畜及び家きんの糞を発酵したのもを有機肥料として用います。

しかし、その家畜及び家きんの飼育にはワクチン接種や抗生物質、さらには成長を促すホルモン剤などを投与している可能性があります。また動物性のエサや遺伝子組み換え作物、農薬を使った作物をエサとした場合も、その糞を肥料として使った農作物に影響が無いとはいいきれません。

そこでワクチンや抗生物質を投与しなくとも よく(義務化されていない)、穀物だけで育てることのできる日本ではペットとしての扱いの鳩に注目し、食用鳩の本場ヨーロッパから5種類の種鳩を輸入し研究を重ねました。

その結果、無農薬で自家栽培したハーブや麦、遺伝子組換えが無く有機栽培された大豆やトーモロコシなどを餌として与え、健康に育ったその鳩の糞を発酵・熟成させることによって良質の肥料にする、

「循環型の有機農法」を確立しました。

今から約20年(1992年)程前のことです。

そして「モーガニック」という言葉が生まれました。

単なるオーガニックでは終わらせないもっと上を行く、現時点で究極のオーガニック「モーガニック」(代表 山澤が考えたモア・オーガニックの略語)で、人・自然にやさしいものづくりを追求しています。

 

<化粧品についての考え>

健康な大地には無数の微生物がいて土を豊かにしています。農薬を使い続けるとやがて同じ量の農薬では効果がなくなります。徐々にその使用量が増えてゆくのです。そして生物多様性のない自然のバランスを失った土地になってしまうのです。

人の肌も大地と同じで、人の健康な肌には無数の常在菌がいてそれが肌に潤いを与えています。でも今のケミカルな化粧品は農薬が生物を一掃してしまうように、肌に必要な常在菌や油分まで一掃してしまいます。そして肌のバランスが崩れ、農薬と同じようにさらに多くの、強力なケミカルな化粧品を使う悪循環に陥るのです。

さまざまな化学物質は一時的には有益で無害に見えても、長い間使用し続けると必ずしも安全であるとは限りません。※

株式会社ハーブ研究所の化粧品は、肌の常在菌が生きられることを基本にしています。


※化学製品が一般的になってから約半世紀。人間が20歳で子供を産んだとしてもまだ2〜3世代しか化学の汚染は受けていません。(2世代目くらいからアトピーが出始めた)

寿命の短い生物は、人間にとっての何百年、何千年を経過していて、中には変化に対応仕切れず絶滅したもの、また進化の過程で化学物質を内包しながら生きる術を身に着けたものなどがあります。

人間がまいた毒を食べても死なない生物たちを、食物連鎖の上位にいる人間が長い間食べ続ければ当然影響は出てくると考えます。

 

 
【食用鳩について】
食用鳩は日本では食材として殆ど馴染みがありませんが、本場ヨーロッパでは鴨やアヒルよりも味が良く、イタリアンやフランス料理ではお馴染みの食材です。また広東料理でも焼いたり、蒸したり、スープとしてや、高級料理など色々な料理に使われております。

食用鳩はストレスに敏感で飼育が難しく日本では殆ど生産されていませんが、株式会社ハーブ研究所では山間の静かな場所で常時1,200羽以上を飼育しイタリアン、フレンチ、中華料理店などにも出荷しており、臭みが無く美味しいと好評を得ております。

※食用鳩は羽化から3ヶ月足らずで500g程に育った幼鳥を出荷します。関心が御座いましたらお問い合わせフォームよりご連絡ください。